『ゴブリンスレイヤー ブランニュー・デイ』は『ゴブリンスレイヤー』に登場する周辺の人々の素朴な物語。
『ゴブリンスレイヤー』の登場人物は、みな生き生きと描かれています。
と思ってしまう方も多いでしょう。
だから、『ゴブリンスレイヤー ブランニュー・デイ』でそんなわき役たちの物語が語られているんです。
もくじ
『ゴブリンスレイヤー ブランニュー・デイ』の評価ポイント
ストーリーの面白さ | ★★★★☆ |
キャラクターの絵の魅力 | ★★★☆☆ |
戦闘シーン | ★★★☆☆ |
イチャラブ度 | ☆☆☆☆☆ |
ハーレム度 | ☆☆☆☆☆ |
H度 | ★★★☆☆ |
『ゴブリンスレイヤー ブランニュー・デイ』の魅力のポイント
『ゴブリンスレイヤー ブランニュー・デイ』のストーリーの面白さ
『ゴブリンスレイヤー ブランニュー・デイ』は、ゴブリンスレイヤーのサイドストーリーが語られていきます。
他の異世界ファンタジーに出てくる冒険者は、冒険者間の関係が殺伐としている場面が多いのですが、ゴブリンスレイヤーに出てくる冒険者は結構仲良しなのも魅力。
ベテラン冒険者が、新人冒険者に稽古をつけたり、サポートなどをする姿が描かれています。
『ゴブリンスレイヤー ブランニュー・デイ』の中でお気に入りの話をひとつご紹介。
・白磁レベルの新人冒険者の若い男女が、下水道の大ネズミの駆除をクエストしているときに、剣を下水道で落としてしまいます。落とした際に、巨大ゴキブリに襲われ回収せずに、逃げ帰ってきます。
・白磁レベルの冒険者は常に金欠、剣をなくしたからといって、新しい剣を買うことはできません。
・だから、二人は剣の回収を考えますが、回収するにも武器が必要。
・二人は、ベテランの冒険者に相談したところ、魔女から、もの探しの蝋燭を譲り受けます。
・さらに、二人はゴブリンスレイヤーにも相談。その時に、こん棒をを武器にするというヒントをもらいます。こん棒なら、価格も安く、手に入れることが可能でした。
・二人は、再び下水道に臨み、剣を回収。
・一つのクエストをこなして、二人は新たに英雄を目指すことを決意するのでした。
この話だけだと、ちょっと面白みが足り成ストーリーなのかもしれません。
しかし、これを本編の『ゴブリンスレイヤー』の世界を思い浮かべながら読むと、とても味があるんです。
『ゴブリンスレイヤー ブランニュー・デイ』は、スピンアウトのマンガがとてもうまくいっている例でしょう。
『ゴブリンスレイヤー ブランニュー・デイ』のキャラクターの絵の魅力
絵は、ちょっとコメディタッチに流れていますが、そこそこの魅力。
漫画担当は、『真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました』の池野雅博氏です。
「上手い」という訳ではないのですが、とても味があって好きな作家さんです。
『ゴブリンスレイヤー ブランニュー・デイ』の戦闘シーン
戦闘シーンの動きの部分はそんなに得意じゃなさそう。
しかし、アップを多用して迫力のあるシーンが描けていると思います。
『ゴブリンスレイヤー ブランニュー・デイ』のハーレム度、イチャラブ度
物語全体で、主人公が固定されているわけではないので、ハーレム度、イチャラブ度はほとんどありません。
『ゴブリンスレイヤー ブランニュー・デイ』のH度
サービスショットあります。
異世界ファンタジーとして、ちょうどいいH度といっていいでしょう。
受け狙いのセクシーシーンという訳ではなく、物語として必要なセクシーシーンといった感じです。
最後に
本編の『ゴブリンスレイヤー』をより楽しく読むために、とってもいいシリーズです。
『ゴブリンスレイヤー ブランニュー・デイ』を読むと本編に登場する、わき役がより生き生きしてきます。
こういうスピンアウト系のシリーズは、残念なパターンも多いですが、『ゴブリンスレイヤー ブランニュー・デイ』はあたりですね。
本編はこちらから紹介しています