『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』は、異世界ファンタジーの最高峰『ゴブリンスレイヤー』の「ゴブリンスレイヤー」がまだ駆け出しだったころの物語。
ゴブリンに蹂躙された村の生き残りの少年が、どのように「ゴブリンスレイヤー」になったかがわかるシリーズ。
『ゴブリンスレイヤー』の物語は、すでに「ゴブリンスレイヤー」が銀等級の冒険者から始まる。
しかし、彼がどのように銀等級の冒険者になったかの興味は尽きません。
「ゴブリンスレイヤー」が「ゴブリンスレイヤー」になる足跡がこの『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』にはあります。
そんな、『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』の詳細はここから。
もくじ
『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』の評価ポイント
ストーリーの面白さ | ★★★★☆ |
キャラクターの絵の魅力 | ★★★☆☆ |
戦闘シーン | ★★★★☆ |
イチャラブ度 | ☆☆☆☆☆ |
ハーレム度 | ☆☆☆☆☆ |
H度 | ★★★☆☆ |
『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』のあらすじ
・その少年は、姉がゴブリンに蹂躙されているのを見ていた。
・その少年は、圃人の老爺に拾われ、冒険者になるべく技術を叩き込まれる。
・その少年は、生家の村の近くの街で冒険者の登録をした。
・その少年は、武具をそろえゴブリンを退治をしに行った。
・その少年は、何度も危機に陥ったが、しぶとく生き抜き、考え、戦い方や武具を改善していった。
・多くの人は、少年が冒険者として高みを目指すと思った。しかし少年はゴブリンを殺し続ける。
・その少年の心には、ゴブリンを殺す、ゴブリンを滅するということしかなかった。
・その少年は、後にこう呼ばれる「ゴブリンスレイヤー」と。
『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』の魅力のポイント
ストーリーの面白さ
『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』は、本編の『ゴブリンスレイヤー』の過去の物語がいろいろ語られています。
・が新しい武具の臭いをゴブリンに気づかれた話。
・「受付嬢」の新人の頃の話。
・どのように、「牛飼娘」と「ゴブリンスレイヤー」が一緒に暮らすようになったかの物語。
・新人の頃の「重戦士」や「聖騎士」もうかがい知ることができます。
・冒険者の治療の手伝いをする、見習い時代の「女神官」の話。
・「槍使い」と「魔女」がパーティーを組むことになったことのなれそめ。
等々が、生き生きと描かれています。
これらの物語を読んでいると、なんだかうれしくてぞくぞくしてしまいました。
キャラクターの絵の魅力
本編の『ゴブリンスレイヤー』と比較しちゃうと、本編の絵の方がいいですが、『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』の絵も丁寧で魅力的でいいです。
人物だけでなく、武器や魔物も丁寧で迫力があります。
背景にも手抜きがありません。
戦闘シーン
本編の『ゴブリンスレイヤー』の方が動きにリアリティがあると思うけど、『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』も十分迫力があります。
ゴブリンスレイヤーシリーズの漫画担当の方は、どなたも技術が高いですね。
イチャラブ度
ゴブリンスレイヤーは硬派ですから、イチャラブもありません。
ただ、牛飼娘や受付嬢がゴブリンスレイヤーに憧れていく過程が描かれていて、その話がほんのり温かいです。
ハーレム度
ゴブリンスレイヤーは孤独の冒険者ですから、ハーレムはありません。
H度
『ゴブリンスレイヤー』関連のサービスシーンは、基本に女性たちがゴブリンに凌辱されているシーンなので、Hかどうかは疑問なんですが、しっかり描かれています。
ほのぼのとした牛飼娘の薄いサービスシーンもあります。
最後に
『ゴブリンスレイヤー』の関連本は、『ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン』『ゴブリンスレイヤー:ブランニュー・ディ』にしても質が高い。
すべて高いレベルで楽しめます。
そして、外伝を読むことによって、本編がさらに面白くなるというシナジー効果が出ていますね。
他の作品もこうあってほしいものです。
本編はこちらから紹介しています