作品レビュー

日本が世界一強い国になるという快感が味わえる『日本国召喚』

2019年12月21日

日本国召喚

「日本の外交は、どうも大国に頭が上がらない感じがしてうっぷんがたまっている」という人がこの『日本国召喚』を読んだたら、読んでいる間だけでもいい気分になれます。

 

異世界に国ごと転移した日本は、日本人の慎みを持ちながら、覇権国家に脅かされる小国を助けていく、というまさに日本人好みのストーリー。

 

自衛隊好きな方はもちろん、自衛隊出身者の方なんかも好きになってもらえるんじゃないかなと思ってしまいます。

 

他の異世界ファンタジーマンガ・ライトノベルとは一線を画すのが『日本国召喚』。

 

『日本国召喚』評価ポイント

評価
ストーリーの魅力★★★★★(マンガ・小説、両方の評価です)
キャラクターの絵の魅力★☆☆☆☆
戦闘シーンのリアルさ、迫力★☆☆☆☆
イチャラブ度☆☆☆☆☆
ハーレム度☆☆☆☆☆
H度☆☆☆☆☆

 

『日本国召喚』のあらすじ

・突然、日本の国土と国民が異世界に召喚されてしまう。

・その世界は、魔法が飛び交う、中世ヨーロッパ後期位~第二次世界大戦くらいの技術力の世界だった。

・日本は平和憲法に則り、周辺国家と外交を結んでいく。

・しかし、異世界の覇権国家と衝突することに。

・日本は、圧倒的な科学力によって、覇権国家の野望を打ち砕いていく。

・周辺国家は日本の礼節と、温厚さ、そして圧倒的な技術力に敬意を表し始めていく。

・実は、この異世界は超絶な魔法国家がよみがえるとの予言があった。

・日本は、その超絶な魔法国家に立ち向かえるのだろうか・・・

 

日本の食料・エネルギー自給率って絶望的に低いじゃないですか。

輸入がなくなったら、日本人って餓死するんですよね。

だから、日本が異世界に召喚されてすぐ求めたのは、食料と石油なんです。

 

たまたま、日本に近い大陸に大農業国と、貧しい石油の算出する砂漠の国があって、そことはすぐに国交を結ぶ、なんてちょっとリアリティのある話も出てきました。

 

あらすじを読むと、あまりにも荒唐無稽な話で笑っちゃう感じなんですけど、これが私のツボにはまってしまいました

 

『日本国召喚』の魅力ポイント

『日本国召喚』のストーリーの魅力

『日本国召喚』は、ストーリーが面白い。

 

はっきり言って、小説を読むことをおススメします。

小説を読んで、頭の中でいろいろ想像しながら読むのがいいです。

 

もし、好きならば、『日本国召喚』に出てくる、護衛艦や戦車などの写真を自衛隊のホームページで確認しながら読むのもおススメ。

よりリアルにイメージできるでしょう。

極悪の国を征伐する日本の姿

小説6巻までの時点で、日本の敵は5つ。

すべて、極悪の国として描かれ、日本が討伐する姿にちょっと気持ちよくなってしまいます。

ロウリア王国

ロウリア王国は、亜人撲滅を宣言して、亜人と人間が共存するクワ・トイネ公国を滅ぼそうと侵略。

クワ・トイネ公国が侵略されると、日本は食料輸入に重大な問題が生じるのでクワ・トイネ公国を守るために派兵。

ロウリア王国は首都を日本に制圧され解体。

 

魔人の国

人間・亜人を食料とする、魔人の国。

陸上自衛隊によりせん滅される。

 

パーパルディア皇国

三大列強の一つパーパルディア皇国は、周辺の小国を属国化している。

日本が国交を結んだフェン王国がパーパルディア皇国に抵抗したため、パーパルディア皇国はフェン王国に派兵。

そのとき、フェン王国に観光に来ていた日本人200人を惨殺。

日本がパーパルディア皇国に抗議に行った際、パーパルディア皇国は日本に宣戦布告。

パーパルディア皇国は日本人の民族浄化を宣言。

結局、日本によりパーパルディア皇国は解体される。

 

グラ・バルカス帝国

グラ・バルカス帝国は、日本と同様の移転国家。

第二次世界大戦中のアメリカと日本をプラスしたような軍事国家。

全世界に宣戦布告、異世界をグラ・バスカス帝国の植民地化することを目指す。

日本人捕虜を銃殺刑に処し、日本人の怒りを買う。

日本との局地戦では、自衛隊の圧勝。

※小説6巻の時点では、勝敗はついていない。

 

アニュンリール皇国

異世界共通の敵であるラヴァーナル帝国の復活を企む、謎の国。

ラヴァーナル法帝国の遺物を研究し、神聖ミリシアル帝国をもしのぐ国力を持つ。

神に挑んで敗れた、魔法帝国の光翼人の末裔。

 

圧倒的な自衛隊の力に惹きつけられる

護衛艦『みょうこう』

護衛艦『みょうこう』海上自衛隊ホームページより

 

「何だ、あれは・・・?でかい船だな」

海将シャークンは少し緊張するが、相手はたった一隻。こちらは4400隻もいるのだ、負けることなどありえない。

中略

『みょうこう』の甲板前方に設置された127mm速射砲が旋回し、敵船に砲口を向ける。

照準が定まった。

「・・・主砲-撃ち方、はじめ!」

日本国海上自衛官の護衛艦『みょうこう』は、ロウリア王国海軍-武装勢力に対し、艦砲射撃を開始した。

中略

護衛艦7隻の撃ち出した砲弾は、1発あたり1隻を着実に沈めていく。完全な敵の射程圏外からの攻撃。まるでしぇげき演習状態であった。

中略

『みょうこう』が敵艦隊との距離を詰める。

400mまで近づき、対不審船用12.7mm機銃を打ち込む。

敵の胴や甲板に穴が多数開いて船体が傾き、火矢用の油に松明の火が引火して炎に包まれた。

別の船は、喫水線からの浸水によって沈んいく。

ちょっと、引用が長くなってしまいましたが、こんな風に自衛隊は異世界で圧倒的な力を発揮します。

 

『日本国召喚』の中の日本は、「弱きを助け、強きをくじく」という日本人好みの行動をし続けます。

 

この行動一つ一つが、とても心地よく心に響くんです。

 

外交シーンも魅力が大きい

日本国は基本平和外交を目指しており、異世界各国とは、外交交渉から開始。

敵になる国は傲慢な国として描かれ、第三文明の端にある日本をなめまくることに。

 

最初は丁寧に対応する日本なのですが、敵国の方針を知ると、外交でもやり込めます。

そんな姿がかなり快感。

 

実際の日本はどうも外交下手というか、いつも低姿勢だな、と感じている人も多いでしょう。

そんな人は、異世界での日本の外交官の活躍シーンは気持ちよく感じるのではないでしょうか。

実際の日本も外交でいろいろ苦労していると思います。頑張ってください。

『日本国召喚』のキャラクターの魅力

日本国召喚

「『日本国召喚』第1巻 P42 漫画:高野 千春 /原作:みのろう KADOKAWA」から引用

はっきり言って、キャラクターの魅力度はとほとんどないです。

 

女性キャラクターはシリーズの後半になって登場するので、マンガ版ではサブキャラとしても登場しません。

 

キャラクターに萌える・・・などという要素はほとんどないのがちょっと残念。

 

『日本国召喚』の戦闘シーンのリアルさ、迫力

日本国召喚

「『日本国召喚』第1巻 P122 漫画:高野 千春 /原作:みのろう KADOKAWA」から引用

 

日本国召喚

「『日本国召喚』第1巻 P160 漫画:高野 千春 /原作:みのろう KADOKAWA」から引用

戦闘シーンではなく、戦争シーンがほとんど。

 

戦争シーンも特筆するものはなく、

兵器関連の描画がすごく精密ということもありません。

 

普通かな・・・。

 

『日本国召喚』のイチャラブ度、ハーレム度、H度

ありません。

この手このことを期待する方は、『日本国召喚』に手を出してはいけません。

 

最後に

結構、多くの人が、強い日本にあこがれを持つんじゃないかと思います。

 

今のこの世界で、日本が軍事的に世界の中の強国なるというのはちょっと考えられないとも思います。

今の自衛隊の戦力でも、軍事的な強国だという意見もありますが。

 

だから、物語の中だけでも、日本が世界一の強国になるというのを楽しんでもいいんじゃないかと思う次第です。

 

『日本国召喚』に出てくる日本は、世界一の強国なのに、おごり高ぶらず、謙虚な姿勢を撮り続けます。

これがいい。

 

つたない『日本国召喚』の紹介記事でしたが、ちょっとでも自衛隊の活躍を読んでみたいなと感じた方は、おススメの本ですよ。

私は、自衛隊が活躍する場面を何度も読んでしまいました。

 

『日本国召喚』は『小説家になろう』でも連載していますが、すごく遅くて、小説版の『日本国召喚』を買って読んだ方がいいともいます。

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