『アラフォー賢者の異世界生活日記』は、現世で廃ゲーマなおっさんが、邪神の呪いにより、死亡→異世界転生して、おっさん臭くチートする物語。
マンガの評価としては、絵が今一つ丁寧さに欠ける。
ストーリーもいまひとつ盛り上がりに欠けるのも残念。
ただ、主人公がおっさん設定なので、おっさん読者は感情移入がしやすいのが惹きです。
おっさん異世界ファンタジーの紹介の詳細はここから始まります。
もくじ
『アラフォー賢者の異世界生活日記』の星評価
ストーリーの面白さ | ★★★☆☆ |
キャラクターの絵の魅力 | ★★☆☆☆ |
戦闘シーン | ★☆☆☆☆ |
イチャラブ度 | ☆☆☆☆☆ |
ハーレム度 | ☆☆☆☆☆ |
H度 | ☆☆☆☆☆ |
『アラフォー賢者の異世界生活日記』のあらすじ
・一流企業でプログラマーだった大迫聡はある理由からリストラされ、田舎のひきこもり廃ゲーマ―だった。VRRPG【ソード アンド ソーサリス】の世界では「大賢者:ゼロス・マリーン」を名乗る。
・VRRPG【ソード アンド ソーサリス】で、ついに最強のラスボスの『邪神』を倒すに至る。そして、実は『邪神』は、女神フレイスが【ソード アンド ソーサリス】に封じた、本物の『邪神』だった。
・『邪神』は、自分が倒されるときに、ゲーマーたちを巻き込んで自爆し、大迫もそれに巻き込まれ命を失った。そして、女神によって、ゲームの中に転生したのだった。
・大賢者として、すべての能力を引き継いだ大迫は、ゲームのキャラクターだったマリーンを名乗り、【ソード アンド ソーサリス】の世界を彷徨う。
・その時に、盗賊に襲われているセレスティーナ・ヴァン・ソリステアに出会う。
・セレスティーナの危機を救ったマリーンは、セレスティーナの祖父に乞われて、セレスティーナの魔法の家庭教師になる。
・セレスティーナの兄のツヴェント・ヴァン・ソリステリアも含めて、子供たちを鍛えることになった。
『アラフォー賢者の異世界生活日記』の魅力のポイント
ストーリーの面白さ
マリーンの前世:大迫の物語がちゃんと書いてあるのがお気に入りのポイント。
前世のことに関する記載量もいいんじゃないかと。
転生・召喚モノの異世界ファンタジーは、ある程度前世のことを記載するのが有効と思っています。
前世の主人公のことが書いてあると感情移入がしやすい。
さらに、前世の主人公と自分との共通点があると、感情移入が強くなります。
物語の途中でも、前世:大迫の記憶が語られます。
転生系の異世界ファンタジーでは、転生前のことをほとんど思い出さない作品もありますが、私は、転生前のことと異世界の物語を組み合わせるのが好きです。
転生した大賢者が、異世界の魔法の家庭教師になるところもなかなか面白い。
貴族の子息
若い冒険者
教会の孤児たち
を面倒くさく思いながらも、優しく導いていくところは、教師モノのドラマが好きだった方には、刺さるのでは。
キャラクターの絵の魅力
絵の魅力に関しては、KADOKAWA AIメディアファクトリー版を対象に語ります。
どうも絵のスキルも今一つのようで。
キャラクターの魅力は弱いと思うところです。
戦闘シーン
戦闘シーンでの構図がちょっと???という感じ。
まるで人形を相手にしているように見えてしまいました。
ハーレム度
主人公が中年の魔法の家庭教師ですから、ハーレム要素はまったくありません。
イチャラブ度
主人公:マリーンには恋人が存在しません。
H度
ちょっぴり、サービスシーンがあります。
せっかくサービスシーンを入れるなら、もっと盛って欲しいところだなぁ。
最後に
『アラフォー賢者の異世界生活日記』の「大賢者が、若人に魔法を教えて、若人が育っていく」という設定は好きなんですが、物語にありがちな大事件もないので、盛り上がりに欠けます。
絵のスキルも・・・なので、魅力が伝わってきません。
「小説家になろう」に『アラフォー賢者の異世界生活日記』はアップされています。
ちなみに、『アラフォー賢者の異世界生活日記』は、「ガンガンコミックスUP!」でもコミカライズされています。
なぜだ・・・。
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