作品レビュー

『高1ですが異世界で城主はじめました』高校一年生が口先で異世界を無双します。

2020年4月4日

高1ですが異世界で城主始めました

『高1ですが異世界で城主はじめました』は、文系の異世界ファンタジーなんじゃないかと。

 

主人公のヒロトは肉体では戦いません。

その武器は、頭脳と口先。

政治・経済・外交分野で異世界をのし上がります。

 

ちょっと理屈っぽいストーリーで読むのが面倒に感じるかもしれませんが、頭脳派的な主人公の物語が好きな方にはおおススメ。

 

頭脳派無双の異世界ファンタジーの詳細はここから先に。

『高1ですが異世界で城主はじめました』の星評価

評価
ストーリーの面白さ★★★☆☆
キャラクターの絵の魅力★★★☆☆
戦闘シーン☆☆☆☆☆
イチャラブ度★★★★☆
ハーレム度★★★☆☆
H度★☆☆☆☆

 

『高1ですが異世界で城主はじめました』のあらすじ

あらすじ

・ある日突然、清川ヒロトと相田相一郎は異世界召喚されてしまう。

・清川ヒロトと相田相一郎を召喚したソルム城主は、若造の二人を見て、役立たずと判断した。そして、城主はどうせ、殺されてしまうというだろうという考えで、ヴァンパイアの撃退を命令した。

・ヒロトと相一郎はその思惑を覆し、ヴァンパイアの頭領の娘(ヴァルキュリア)を人質にして、ヴァンパイアと不可侵条約を結んだ。

・そんな中、城主が急死してしまい、いきなりヒロトに城主の役割が回ってくる。

・ここから、人との口先三寸の異世界無双が始まる。

 

あらすじを読み直してみると、話が飛びまくっていますね。本当に結構、むちゃくちゃ感のある異世界ファンタジーなんです。

 

『高1ですが異世界で城主はじめました』の魅力のポイント

ストーリーの面白さ

高校一年生が異世界召喚されて、いきなり城主にされしまいます。

そして、政治・経済・外交で異世界無双する…。

 

社会経験なしの高1で、これってあり得ないんじゃないかと。

肉体的な無双なら、高校生くらいでもチートな能力もらって無双することができるんじゃないかと思うところはありますが。

 

一応、主人公のヒロトは、高1ながら、七つの習慣などのビジネス本を読みまくって、将来のし上がろうとしているという設定なのではありますが。

それでも、無理がありますねぇ。

 

キャラクターの絵の魅力

高1ですが異世界で城主始めました

「『高1ですが異世界で城主始めました』第一巻 原作:鏡裕之/漫画:神吉李花 ホビージャパン」から引用

絵は上手いとは言えないのですが、なかなか味があって魅力的。

女性キャラクターはかわいいですね。結構好みです。

 

男性キャラクターはちょいと丁寧さに欠けるんじゃないかという感じもあります。

 

戦闘シーン

頭脳派の主人公なので、肉体的には戦いません。

だから戦闘シーンはほぼ無し。

 

ハーレム度

ミイラ族の娘ミミアと吸血鬼の娘ヴァリュキリアは、常にヒロトについて回っています。

ネカ城城主の娘ソルシエールは、ほのかにヒロトに憧れる程度。

 

ハーレム的要素はありますが、二人ということで、ハーレム度はちょいと低めですね。

 

イチャラブ度

夜には、ミミ後ヴァルキリアは一緒のベッドに寝るという状態。

●●関係になってもおかしくないのですが、ヒロトは、現代に帰る予定なので手を出さない。

 

なかなかもどかしいイチャラブ度を展開しています。

 

しかし、ヤリたい盛りの高校一年生が、この状態で手を出さないなんてありえませんよねぇ。。。

男子高校生が主人公の小説って、こんな感じの潔癖感を持っているのが、うけるのでしょうか。

 

H度

高1ですが異世界で城主始めました

「『高1ですが異世界で城主始めました』第一巻 原作:鏡裕之/漫画:神吉李花 ホビージャパン」から引用

比較的ライトなサービスシーンは、ところどころちょうどよいバランスで配置されているのがうれしい。

女の子は魅力的な絵ですから、『高1ですが異世界で城主始めました』のH度はなかなか好感度◎です。

 

最後に

ヒロトと他の権力者との交渉戦はそれなりに面白いです。

しかし、話が細かいので、読んでいてしんどさも感じるのも事実。

この手の理屈っぽいマンガがダメな方には、読みづらい異世界ファンタジーでしょう。

 

個人的には女の子のキャラクターの絵がお気に入りなことと、頭脳派の無双は好きなんでおススメしたいところですが、この手のストーリーが嫌いな方もいるでしょうね。

 

 

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