作品レビュー

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』令嬢異世界ファンタジーのお手本

2020年4月6日

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』は、自分が破滅すると知ってしまったご令嬢の、破滅回避のための人生劇場。

 

交通事故で死んでしまった女子高生がゲームの中の悪役令嬢に転生。

ゲームがどのように進行しても、ご令嬢の運命は

・お手打ち

・暗殺

・追放

・処刑

のバッドエンドと知ってしまったとき、令嬢は全力で将来に備えることに。

 

そして時はたち、破滅回避だけを望んでいた令嬢は、破滅の日にみんなに愛されていることを知るのでした。

 

コミカルでハートフルな『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』の詳細はここから。

 

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』の星評価

評価
ストーリーの面白さ★★★☆☆
キャラクターの絵の魅力★★★☆☆
戦闘シーン☆☆☆☆☆
イチャラブ度☆☆☆☆☆
ハーレム度☆☆☆☆☆
H度☆☆☆☆☆

 

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』のあらすじ

あらすじ

・カタリナ・クラエスは、自分が交通事故で死んだ、あるゲーム好きの女子高校生であったことに気づいた。

・そして、自分が遊んでいたゲーム『FORTUNE LOVER』の悪役令嬢が自分であることにも。その悪役令嬢は、学園の卒業時にヒロインのハッピーエンドなら、国外追放。ヒロインのバッドエンドなら、婚約者に殺害されると、どう転んでも悲劇的な最期遂げるというものであった。

・カタリナは、ゲームの知識と前世の経験を駆使して、自らのバッドエンドを回避すべく、対策を練る。

・まずは、第三王子ジオルドに越されないように、魔法の技術を向上させた。そして、敵に襲われても防衛できるように剣を鍛えた。追放された時に備えて農業スキルを身に着けることだった。

・義弟キースは侯爵家に養子に来たために、カタリナや継母から疎外され、性格がねじ曲がって、カタリナの破滅につながった。だから、キースには愛情をもって接することに。

・そして、自分の破滅につながる人間関係を次々に改善していき、最大のライバル:マリアとの人間関係も良好に築くことに成功するのであった。

・そして、卒業の前にある事件が起こる。カタリナはその事件を乗り越え、破滅することなく学園を卒業できるのであろうか。

 

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』の魅力のポイント

ストーリーの面白さ

カタリナの前世はフツーの女子高生。

前世の記憶を取り戻したカタリナは、横柄で高慢ちきでわがままではなくなっていた。

 

そして、『FOURTUNE LOVER』の世界を知っているのだから、カタリナは人間関係に失敗するはずない。

だから、カタリナがかなり焦りながら学園生活を送っているように描かれていましたが、カタリナの破滅回避は、結構イージーモード。

ですから、読んでいてもハラハラすることはありません。

 

前世の記憶を取り戻したときには、フツーの女子高生の感が方オンリーになってしまったので、高慢ちきな公爵令嬢の性格がフラッシュバックするように描かれていたら、もうちょっと、ストーリーが起伏に富んだかもしれません。

 

でも、カタリナが破滅モードを回避するために、右往左往するさまがコミカルに描かれていて、読んでいて面白いです。

話の進め方もわかりやすくて、とてもいいと思いました。

 

マンガ4巻で完結しています。

物語全体としてすっきり描かれていて感じがいいです。

 

多くの異世界ファンタジーは、最初は面白いのにゴールが見えなくて、連載休止になったり、尻つぼみで面白くなくなってしまうことも多いですからね。

 

キャラクターの絵の魅力

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった

「『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』第一巻 原作:ひだか なみ/漫画:山口 悟  一迅社」より引用

とても好感度のある絵です。

女の子もかわいいし、男性キャラもしっかり美形に描かれています。

デフォルメの絵もかなり好きな絵です。

 

戦闘シーンは

戦闘シーンはありません

 

ハーレム度

女性主人公なのでハーレムもありません。

学生だし。

 

ただ、物語の最後になると、女性・男性の性別にかかわらず、みんな「カタリナ大好き!」という感じになります。

嫌味なく描かれていて、ほほえましいです。

 

イチャラブ度

カタリナは最後まで、自分が好かれているということを意識できませんでした。

だから、イチャラブはありません。

 

H度

まったくありませんな。

令嬢系の異世界ファンタジーにH度を求めてはいけないのではないかと。

 

最後に

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』は、悪役令嬢モノのテンプレ的な作品ですが、私は結構好きな作品です。

 

主人公のカタリナは、そんあに美人なわけでもなく、成績が良いわけでもありません。

しかし、面倒見の良さや感謝の心を持っていたことで、みんなに好かれていきます。

そんなプロセスが、読んでいてほっとする異世界ファンタジー。

 

小説は「小説家になろう」の『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』で読めます。

私は、本編の小説は読んでいません。

「小説家になろう」では、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』サイドストーリーがいくつか乗っています。

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』のストーリーが気に入ったら、サイドストーリーを読むのもいいですね。

 

 

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