『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』は、昔多かった学園物の異世界ファンタジー版です。
・不良な教師がいて
・それに突っかかるヒロイン1
・おっとりしているけど芯の強いヒロイン2
・大人の理不尽さに翻弄される生徒を救う先生
・・・という感じの
学園物語のド定番的な異世界ファンタジーの詳細は、こちらから。
もくじ
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』の星評価
ストーリーの面白さ | ★★☆☆☆ |
キャラクターの絵の魅力 | ★★★☆☆ |
戦闘シーン | ★★☆☆☆ |
イチャラブ度 | ★★☆☆☆ |
ハーレム度 | ★★★☆☆ |
H度 | ★☆☆☆☆ |
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』のあらすじ
・家族を失ったグレン=レーダスはカレンに拾われ、魔術を習った。宮廷魔導士になったグレンは、戦いで心を通わせた後輩を失うことで心を壊した。
・カレンの下で、怠惰な生活をしていたグレンだが、カレンはグレンを立ち直らせるために、魔術学校の講師にすることに。
・ある日、学園が何者かに襲われる。それは、国の重要人物の指定が通う学園の生徒を亡き者にしようとするテロであった。
・グレンはテロに対抗する中で、自分が「正義の魔術師」なることに憧れていたことを思い出す。
・グレンは今までの姿勢をちょっと反省し、半分ぐ~たらの生徒思いの講師なった。
・グレンの生徒にルミア=ティンジェルという生徒がいるが、彼女は皇帝の実子。彼女は「感応増幅」という異能を持っているがために、皇族を追われたのであった。
・そして、ある組織がリミアの身を狙い始めた。グレンは講師を続けながら組織に対抗していくのであった。
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』の魅力のポイント
ストーリーの面白さ
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』は、異世界ファンタジーという比較的新しいジャンルなのに懐かしい感じのするストーリー。
そういえば、昔に流行った学園物に話の流れが似ています。
もう一つ、注目するポイントは、グレンがあんまりチートではないということ。
多くの場面で、グレンは傷つきながらぎりぎりで勝利を手にしていきます。
・ある時は、戦術を駆使して
・ある時は生徒や仲間の手助けによって
・あるときは、超常の力によって
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』のグレンは、チート能力を持って、余裕で異世界を渡っていく主人公が多い中で、これは結構新鮮です。
キャラクターの絵の魅力
絵は、そこそこ上手で丁寧だと思います。
ただ、個人的にそんなに魅力を感じないんだなぁ・・・
戦闘シーン
戦闘シーンは、もうちょっと格闘戦がしっかり書かれていると嬉しかったという感じです。
グレンは肉弾戦もこなすので、しっかり書いてあれば、作品の厚みが増すのになぁ、と思いました
イチャラブ度
生徒のヒロイン二人とかなり心を通わせますが、イチャラブに至ったらいけませんよねぇ。
先生と生徒だし。
ハーレム度
魔術学校の先生ですからね、ハーレムはいけませんよね。
H度
うす~い、サービスシーンはたまにあります。
しかしパンチラもあまりありませんから、H度は期待してはいけませんね。
そういえば、多くの異世界ファンタジーに登場してくる女子の制服は上乳を露出しているものですが、『ロクでなし真珠講師と禁忌教典』の魔術学校の女子の制服は、乳はしっかりガードしているが、へそを出しているんですね。
なんか不思議だ。
最後に
『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』は、なかなか評価の難しい異世界ファンタジーです。
あんまり印象に残らないんですけど、読んでいるとそこそこ面白い。
一つ一つの話はそれなりに読ませるんですが、それぞれの話のつながりが弱い感じなんですね。
ですから、全体として印象が薄くなるのかもしれません。