作品レビュー

『素材採取家の異世界旅行記』異世界でのんびりしたい人向けスキルが魅力の異世界ファンタジー

2020年4月17日

素材採取家の異世界旅行記

『素材採取家の異世界旅行記』は、「のんびりと、安心して暮らしていければ人生満足」と考える人向けの異世界ファンタジー。

 

主人公のタケルのメインの能力は、価値のあるものを簡単に見つけれれるというモノ。

日々安心して暮らしていければいいというのがタケルの考え。

・強くなって尊敬されるのも面倒

・女の子を侍らすのも望まない

・おいしいものは大好き

という草食系男子です。

 

そんな、のんびり気分の異世界ファンタジーの詳細はここから。

『素材採取家の異世界旅行記』の星評価

評価
ストーリーの面白さ★★☆☆☆
キャラクターの絵の魅力★★★☆☆
戦闘シーン★★☆☆☆
イチャラブ度★☆☆☆☆
ハーレム度☆☆☆☆☆
H度☆☆☆☆☆

 

『素材採取家の異世界旅行記』のあらすじ

あらすじ

・神城タケルは、神と呼ばれるものの存在に、無理やり寿命を終わらされてしまう。そして、マデウスという世界に転生させられた。

・マデウスという星は、運営がうまくいっておらず、すぐに文明が滅びてしまう。だから神は、タケルをマデウスに転生させることによって、刺激したいという考えたのだった。

・タケルはその代償としてチートな能力を神から授けられることに。

・授けられた能力のうち、タケルが注目したのが、「探査能力」。「探査能力」とは、価値あるものの存在が明確にわかるというもの。薬草や、鉱石などの採取が簡単になる能力。

・タケルは「探査能力」で素材採取をメインに冒険者としてのんびりと旅するのであった。

 

『素材採取家の異世界旅行記』の魅力のポイント

ストーリーの面白さ

スローライフ系に近い感じで、異世界を渡っていく男の物語。

チートな能力を持っていても無双するのではなく、地道に素材採取をしてお金を稼いでいくという感じのお話。

 

困難も壁もないので、話が盛り上がりに欠けます。

エンシェントドラゴンに出会い、その子供を旅の友にするのですが、だからどうした、という感じです。

親父臭い美人エルフに出会って、一緒に旅をするようなのですが、その先に何があるのか全然わかりません。

 

話の進め方はわかりやすいのですが、これからどう盛り上げていこうかというのがよく見えないですね。

キャラクターの絵の魅力

素材採取家の異世界旅行記

「『素材採取家の異世界旅行記』第二巻 P138 原作:木乃子 増緒/漫画:ともぞ アルファポリスCOMIC」より引用

『素材採取家の異世界旅行記』の女性キャラクター、男性キャラクターは、ともにそこそこの魅力があります。

丁寧に描いているなぁ、という感じもあります。

 

ただ、ぐっと惹かれるような魅力は感じがしません。

 

戦闘シーン

素材採取家の異世界旅行記

「『素材採取家の異世界旅行記』第二巻 P26 原作:木乃子 増緒/漫画:ともぞ アルファポリスCOMIC」より引用

普通です。

主人公のタケルは魔法メインのようですから、戦闘シーンはあまり出てきません。

 

ハーレム度

女性キャラクターの絵はある程度魅力はあるものの、女性キャラクターがあまり登場しません。

ハーレム度は期待しないでください。

 

イチャラブ度

おっさん臭いエルフとどうにかなるのかもしれませんが、マンガで描かれているところまでには、イチャラブ要素はなし。

 

H度

素材採取家の異世界旅行記

「『素材採取家の異世界旅行記』第二巻 P170 原作:木乃子 増緒/漫画:ともぞ アルファポリスCOMIC」より引用

まったくありません。

「男の裸を出す前に、やることないか」と突っ込んでしまいました。

 

最後に

絵も、好感が持てるし、話の進め方もそこそこです。

しかし、『素材採取家の異世界旅行』は嫌いじゃないんですけど、魅力があまりありません。

これからの展開に期待したいところです。

 

小説は読んでいません。

 

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