『最強呪族転生』は、魔術大好きな主人公が、異世界に転生して魔術でチートするというちょっとありふれた物語。
しかし、妹と結婚を強要するという種族にあらがう主人公と、なんとしても兄と結婚したい妹のどろどろした展開に期待が持てます。
魔術チートと、近親のタブーの話(に展開しそう)の異世界ファンタジーの詳細はここから。
もくじ
『最強呪族転生』の星評価
ストーリーの面白さ | ★★★☆☆ |
キャラクターの絵の魅力 | ★★★☆☆ |
戦闘シーン | ★★☆☆☆ |
イチャラブ度 | ★★☆☆☆ |
ハーレム度 | ☆☆☆☆☆ |
H度 | ☆☆☆☆☆ |
『最強呪族転生』のあらすじ
・学校でサークルを作るほど魔術好きの「俺」は、ある日交通事故で死亡してしまう。
・そして、都合のいいことに異世界にアベルとして転生していた。
・そこは、アベルの望む魔術の存在する世界。さらに、魔術の能力の強いマーレン族に転生したのであった。
・しかし、世は平和。マーレン族でさえ魔術が衰退していたが、魔術好きのアベルはそこで、感情が赴くままに魔術を鍛錬。その結果、並ぶもののない魔力とその技術を持つことに。
・成人の儀式も終わった後のある日、親から妹ジゼルとの結婚の話をされる。ジゼルはこの話に乗り気だが、前世の記憶があるアベルにはどうしても妹との結婚が納得できない。そのため、アベルは家出をし、ほとぼりが冷めるのを待つことに。
・アベルは村を脱出し冒険者に。一方アベルに出奔されてしまったジゼルはますます兄への思いを募らせていくのであった。
『最強呪族転生』の魅力のポイント
ストーリーの面白さ
アベルの魔力は、無尽蔵。
魔術のスキルは天才なのです。
しかし、体力・筋力が女子以下です。
この設定は斬新で面白い。
ただ、起こる事件は特に目新しいものではありません。
しかし、ブラコンの妹ジゼルのサイコパス的なアベルへの愛が、どう展開していくのか気になるところ。
そういったところから、ストーリーの点数をちょっとあげてしまいました。
キャラクターの絵の魅力
『最強呪族転生』での女の子は、とてもかわいく描かれています。
個人的に好み。
男性キャラクターも丁寧に描かれています。
ただ、あまり女性キャラクターの押しが強くなく、その魅力が押し出し切れていない。
ストーリーの問題だが、女の子が魅力的に見えるストーリー展開が欲しい。
注目は、妹ジゼルのアベルへ愛情を向けるシーンの異常性。
ただ、かわいい絵ではなく、不気味な描写です。
戦闘シーン
アベルは、体力最低で肉弾戦ができない。
だから、戦闘シーンは期待してはいけないかなぁ。
ハーレム度
旅の道ずれのような女性(メア)が登場しますがいますが、ハーレムという感じではありませんね。
イチャラブ度
妹のジゼルが兄アベルへの愛がすごいです。
しかしアベルは転生者なので、近親相関に忌避感が。
だから、イチャラブにはなりません。
H度
絵が魅力的なのに、サービスシーンはありません。
ムッとするほど残念。
最後に
『最強呪族転生』の絵は結構お気に入り。
ただ、起こる物語にそれほどひねりもなく、進んでいく感じ。
しかし、伏線が張られた、妹ジゼルとの関係がどのようなどろどろした展開になるのが楽しみです。
小説は「小説家になろう」の『最強呪族転生』で読めます。
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