『ありふれた職業で世界最強』は、空想一杯の厨二病重症者向けの異世界ファンタジー。
無能扱いされてた平凡な生徒「南雲ハジメ」が死の間際まで追い詰められて能力を開眼。
武器を自在に生成して、敵を蹂躙。
美女・美少女をはべらせハーレムを形成する。
No.1のヒロインにはべたべたで、その他のヒロインにはツンデレを突き通す。
変身願望、無敵無双、グッズマニア、ハーレム願望など、厨二病重症者がのツボに訴えまくります。
自分に、厨二病の気が少しでもあると思ったら、当記事を先をチェックしてみてください。
もくじ
『ありふれた職業で世界最強』の星評価
ストーリーの面白さ | ★★★☆☆ |
キャラクターの絵の魅力 | ★★★★☆ |
戦闘シーン | ★★☆☆☆ |
イチャラブ度 | ★★★★★ |
ハーレム度 | ★★★★★ |
H度 | ★★☆☆☆ |
『ありふれた職業で世界最強』のあらすじ
・南雲ハジメは、クラスメートとともに、異世界「トータス」へと召喚されてしまった。
・地球からの召喚者は、現地の人間よりも能力的に優れているはずなのに、南雲ハジメのステータスは平均値。天職は「錬成」という平凡な機能であった。
・能力を磨くためにクラスメートと迷宮探索に出るが、そこで想定外の魔物のベヒーモスに遭遇した。南雲ハジメは、クラスメートの逃亡を助けるために、ベヒーモスに相対する。ベヒーモスから逃れられると思った瞬間に、クラスの誰かに迷宮の下層に落とされてしまうのであった。
・迷宮の下層は、さらに強い魔物が跋扈し、南雲ハジメは左腕を魔物に食われてしまうまでに、追い詰められる。
・天職の錬成によって、壁に待避所を作り逃げ込むハジメ。奇跡的なことに、そこに流れる水は、ハジメの傷を治癒し、体力を回復させ、錬成の力を高めるのであった。
・身体が回復したハジメは、錬成によって武器を生成し、比較的弱い魔物を喰らって、大迷宮を生き延びる。そこで、魔物を喰らうことによって、その魔物の能力を取り込めることをに気付く。
・力をつけたハジメは、自分の腕を喰らった魔物を倒し、迷宮からの脱出を図る。そこで、300年封印された吸血鬼の娘ユエと出会う。
・ユエと協力して、大迷宮の最深部に行き当たり、異世界「トータス」の神の異常性を知ることになる。
・南雲ハジメは、神に対抗するための力と地球に帰還する魔法を求め、他の大迷宮にユエとともに挑む旅に出る。
『ありふれた職業で世界最強』の魅力のポイント
ストーリーの面白さ
異世界ファンタジーが好きという人は、空想や妄想が大好きなはず。
だから、大なり小なり厨二病にかかっているということでしょう。
そして、厨二病も重傷クラスになると、『ありふれた職業で世界最強』のようなストーリーを考え始めるんでしょうねぇ・・・というのが、感想のです。
厨二病的魅力ポイント1
異世界召喚されて、クラスメートには、素晴らしい能力が付与される一方、主人公の南雲ハジメは、
・ステータスは平均値
・天職は「錬成」という平凡な職業
と冴えないものでした。
そして、クラスメートの誰かの手により、ハジメは大迷宮の下層に落とされることに。
しかし、死の崖っぷちまで追い込まれたことにより、ハジメは、チートな能力に目覚めます。
ひ弱、引っ込み思案だった男が、最強でふてぶてしい男に変身する姿。
多くの厨二病患者が妄想するところですね。
厨二病的魅力ポイント2
南雲ハジメは、厨二病のゲーマー。
なのに、クラス一のカワイイ白崎香織がハジメに好意を持っているという設定。
さらに、その設定を妬まれて、大迷宮の下層に落とされてしまいます。
後で、自分を突き落としたクラスメートが判明するのですが、そのクラスメートを歯牙にもかけず、無視。
あまり評価の高くない主人公がなぜか人気のある女の子に憧れられるって、厨二のテンプレっぽいですね。
厨二病的魅力ポイント3
南雲ハジメは錬成の能力で、いろいろな武器を生成します。
そして、厨二病っぽい名前を付ける。
物語の後半になると、新しい武器の錬成が頻発します。
その一つ一つに、厨二病っぽい名前がついています。
まだ、マンガになっていない部分なので、小説だとどんな武器だかあまりイメージできませんでした。
この辺の所が、小説の後半になると何だか読むのがかったるくなる一つの要因でしょう。
他にも、クラスメートの勇者をボコボコにするシーンなど、厨二病が喜びそうな場面は多々登場してきます。
キャラクターの絵の魅力
キャラクターは魅力的です。
女の子(ユエ、シア、香織、雫)、女性(ティア、愛子)の、みんなカワイイ。
好感度も魅力もあります。
男性キャラクターも丁寧に描かれています。
魔物も、おどろおどろしく表現されており、そして登場してくる武器もしっかり描かれています。
戦闘シーン
『ありふれた職業で世界最強』の戦闘シーンは、動きやバトルの絡みに関して、不満があります。
主人公や魔物の迫力はあるのに、ちょっと、躍動感が不足して、戦闘シーンとしてのリアル感に欠けるのが残念。
ハーレム度
『ありふれた職業で世界最強』では、厨二病重症者的トハーレムが展開されます。
南雲ハジメは最初の大迷宮で救った吸血鬼の少女ユエとラブラブ。
他の女子には基本無関心。
しかし、
兎人族:シア
竜人族:ティア
クラスメート:香織
クラスメート:雫
教師:愛子
海人族:レミア
が、南雲ハジメに憧れて、寄り添う。最後はハジメが根負けして、全部嫁に・・・。
私の、厨二病レベルでは、読んでいてアホらしく感じてしまいました。
まさに、厨二病の重症者向けですね。
イチャラブ度
南雲ハジメとユエはイチャラブ状態。
そして、その他のヒロインとも、時々イチャラブしています。
「俺には一番がいるんだけど、他の女も愛しているぜ・・・」という雰囲気をバンバンに醸し出しまくる。
そして、ヒロインたちもハジメの考え方に納得しているという、かなりアホらしい設定です。
H度
ハジメとユエのHの記述はそれなりに登場するのですが、その描写自体はほとんどありません。
Hなんだけど、H度はあまり高くない。
これは、小説、マンガともにそうです。
最後に
『ありふれた職業で世界最強』は、シリアスなシーンと、コミカルなシーンのギャップがすごい。
マンガは、最初はドリシアスで、だんだんコミカルになる感じ。
小説後半は、戦いのシーンが多くなり、ハジメが繰り出す秘密兵器が厨二病的な名前でガンガン登場してきます。
しかし、小説なので、シーンが上手く想像できません。
漫画になったときには、良くなるのでしょうか。
物語の後半はマンガ化が大変だと思います。
小説は、「小説家になろう」、『ありふれた職業で世界最強』で読むことが可能。
ハジメたちが、地球に帰還してその後のストーリーも展開しています。
その後のストーリーの妄想は、読者にゆだねた方がいいんじゃないかと思うところですね。
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