作品レビュー

『てのひら開拓村で異世界建国記』/世界を創造する力がチートすぎる

2020年1月24日

てのひら開拓村で異世界建国記 ~増えてく嫁たちとのんびり無人島ライフ~

神さまになって、自分の世界を創りつつ、異世界にチートする、そんな物語が『てのひら開拓村で異世界建国記 ~増えてく嫁たちとのんびり無人島ライフ~』。

 

異空間に自分の世界を発展させ、さらに異世界で自分の国を作る。

そんなプロセスでかわいい嫁さんがどんどん増えていきます。

主人公「カイ」を慕う嫁たちの魅力も満点。

 

『てのひら開拓村で異世界建国記 ~増えてく嫁たちとのんびり無人島ライフ~』の評価

評価
ストーリの面白さ★★★★☆
キャラクターの絵の魅力★★☆☆☆
戦闘シーン★★★☆☆
イチャラブ度★★★★★
ハーレム度★★★★☆
H度☆☆☆☆☆

 

イチャラブ度、ハーレム度が高いのに、H度がないというのはちょっと、バランス悪いかも。。。

『てのひら開拓村で異世界建国記 ~増えてく嫁たちとのんびり無人島ライフ~』のあらすじ

あらすじ

・現世をほとんど病院のベッドで過ごし、20歳まで生きられなかった箱庭ゲーム好きの男は、異世界に転生し「カイ」という名前を付けられる。

・異世界には魔法とは別の、祝福者という「神」に特殊な能力を授けられる存在がある。

・カイは、アラミラという神の祝福を受け、「開拓村」という世界を創造していく力を授かる。

・教会にそのアラミラの祝福を受けたことがばれたとき、カイは教会に拉致され、魔物がはびこる絶海の孤島に遺棄される。

・カイは、その理不尽な教会扱いに腹を立てる前に、まずその孤島で生き残らなければならなかった。

 

『てのひら開拓村で異世界建国記 ~増えてく嫁たちとのんびり無人島ライフ~』の魅力ポイント

ストーリーの面白さ

カイの祝福者としての能力は、

「てのひら開拓村という異空間の神さまになって、開拓村を発展させる。」

という訳の分からない能力。

 

てのひら開拓村を発展させるために、自分の住む世界から、

・植物の種や苗

・家畜

・魚介類

等々を、開拓村に提供しなくてはいけない。

 

そして、このてのひら開拓村は結構便利で、

「村で採れた産物を、自分の住む世界に持ち込める」

ということ。

 

だから、孤島に遺棄されたカイは、てのひら開拓村から食料を含めいろいろなモノの供給を受け、何とか生き延びます。

 

そして、

・てのひら開拓村の産物を売りに出して儲けたり、

・てのひら開拓村を経由して、瞬間移動を行ったり、

と、かなりご都合主義なチートな能力を発揮することに。

 

異世界だから、どんな能力を設定してもOKだけど、よく考えるなぁ・・・と思ってしまいました。

そして、そのチートな能力に合わせたように、いろいろな問題や冒険が発生するのですから。

 

そんな物語がとても面白くつづられています。

 

マンガ2冊、小説4冊を一気に読んでしまいました。

私はたいそう『てのひら開拓村で異世界建国記 ~増えてく嫁たちとのんびり無人島ライフ~』は、好みの話です。

 

キャラクターの絵の魅力

てのひら開拓村で異世界建国記 ~増えてく嫁たちとのんびり無人島ライフ~

「『てのひら開拓村で異世界建国記 ~増えてく嫁たちとのんびり無人島ライフ~』1巻 P162 漫画:ヤツタガナクト/原作:星崎 崑  KADOKAWA AI メディアファクトリー」から引用

絵は、可愛いんですけど、登場人物が3~4頭身くらいのマンガチックな絵。

 

嫌いじゃないんだけど、「魅力度」というのにはちょっと欠けますね。

 

戦闘シーン

てのひら開拓村で異世界建国記 ~増えてく嫁たちとのんびり無人島ライフ~

「『てのひら開拓村で異世界建国記 ~増えてく嫁たちとのんびり無人島ライフ~』1巻 P148 漫画:ヤツタガナクト/原作:星崎 崑KADOKAWA AI メディアファクトリー」から引用

魔物と戦うシーンがけっこうあります。

そして、ある程度のレベルにあるとは思います。

しかし、迫力があるな・・・という印象はあまりありません。

 

絵の感じが幼いからなんじゃないかと思う次第です。

魔物もマンガチックです・・・。

 

イチャラブ度、ハーレム度

レプリカントのアビス

キツネ娘のレン

ゴーレム使いのカエデ

亡国の魔術師サラ

亡国のお姫様ユーリ

カイの義理の妹ルキア

など、嫁候補はどんどん出てきます。

 

でも、なんだかうらやましいという感じはしない。

 

絵が幼い感じなのと、サービスシーンがないからなんだろうなぁ。

 

H度

ありません。

ハーレム度が高いんだから、サービスシーンがあっても良さそうなもんだが・・・。

 

最後に

キャラクターの絵やH度に文句を言っているようにレビューしていますが、ストーリーは面白いので、楽しんで読みました。

小説版は完結しています。

なかなか、壮大で読み手の期待を裏切らない結末でした。

 

ちょっとネタバレしますと、カイは、手のひら開拓村の能力を使って人類を救います。

 

『てのひら開拓村で異世界建国記 ~増えてく嫁たちとのんびり無人島ライフ~』は、「小説家になろう」には登録されていません。

マンガのストーリーの先を知りたい方は、小説を購入する必要があります。

 

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