『神眼の勇者』は、かなりハチャメチャな異世界ファンタジー。
ストーリーが飛びまくり。
読んだ後にほとんど残らない。
感動する要素がほとんどありません。
勇者の武器が丸太という、荒唐無稽な設定。
Hっぽいイベントが、頻繁に出現。
敵対する勇者が、おかまになる・・・。
でも、何となく読み進めてしまう、ギャグマンガ的に読むとそれなりに面白い異世界ファンタジーです。
もくじ
『神眼の勇者』の星評価
ストーリーの面白さ | ★★☆☆☆ |
キャラクターの絵の魅力 | ★★☆☆☆ |
戦闘シーン | ★★★☆☆ |
イチャラブ度 | ★★★★★ |
ハーレム度 | ★★★★★ |
H度 | ★★★★★ |
『神眼の勇者』のあらすじ
・ニートの丸太真は突然異世界召喚される。
・真を召喚した女神アステナは、真が使えないと判断し、廃棄処理として地上の僻地に転送する。
・転送先で真は老婆に出会う。「食料をくれ、町まで負ぶって連れて行け」という老婆の望みを叶えたところ、老婆は女神リアナに変身。真は、その善良さのため、リアナから神眼を与えられる。
・ゾンビに襲われた街にたどり着いた真は、ゾンビを滅ぼす。そして、助けたミリア、カチュラ、マリーの三兄弟と、双子の赤ん坊とともに、冒険の旅に出る。
『神眼の勇者』の魅力のポイント
ストーリーの面白さ
『神眼の勇者は』かなり無茶苦茶な話です。
勇者・真の武器は丸太。
丸太で敵を突くか、殴り倒すというのが戦闘スタイル。
まったくもって、格好良くない
真の男としてのもやもやが溜まると、ミリアとカチュアに抜いてもらう。
そんなシーンがしばしば。
敵対した女神アステナの勇者のアベルのを倒したところ、「きれいなアベル」と「汚いアベル」に分裂して、「きれいなアベル」から、恋心を抱かれるようになる。
「汚いアベル」は、闇女神エリエリスに拾われて吸血鬼にされ、真と再戦しますが、あっという間に滅ぼされます。
そして、真の活躍により、貴族に陸爵し、その領地の海岸でヌーディストビーチをひらく。
こんな風に、話があちこちとんでいきます。
一つ一つのエピソードにあまり脈絡がなく、ストーリーが頭に入ってきません。
キャラクターの絵の魅力
『神眼の勇者』の女性キャラクターはそこそこかわいい。
男性キャラクターもそれなりに、魅力的です。
戦闘シーン
丸太が武器という時点で、もう戦闘シーンのポイントを低くしてしまう方もいるかもしれません。
ここは、武器が丸太ということに目をつぶって判断することに。
丸太を振り回しながら戦うところなど、躍動感のあるシーンになっていると感じます。
戦闘の辛みのシーンもそれなりにリアリティのある構図になっていると思います。
ハーレム度
最初に助けた三兄弟の他、女神、邪神、女騎士など、ハーレム要素満点。
それぞれとの、肉体関係を匂わせる伏線を敷いています。
さらに、女性たちををはべられせてヌーディストビーチを開くのですから、これはハーレムですね。
イチャラブ度
主人公の真と、ミリア、カチュラとはラブラブな関係。
さらに、女神や女騎士にも求愛されることに。
イチャラブ度は「高し!」です。
H度
過激な絵ではないものの、
・主人公真の欲望を手や口で癒す。
・ヌーディストビーチシーン
・レイプシーン
・女神の身体を使った誘惑シーン
など、H度はかなり高い。
それらのシーンが、ちょくちょく出てくるので、ついつい読み進めてしまうのが男の性です。
最後に
『神眼の勇者』は、アングラ的な異世界ファンタジーといったところではないでしょうか。
Hシーンではちょっと劣情を刺激されます。
『神眼の勇者』というタイトルは正統派っぽいですが、中身は他人には見せにくいという感じです。
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