『賢者の弟子を名乗る賢者』は、召喚術を得意とする老賢者が幼女に転生して、転生した時代で衰退した召喚術で無双します。
老人口調の幼女賢者。
ロリコン志向がある方には、違和感満載かも。
ギャップ萌えがストライクな方にはたまらないかもしれない、異世界ファンタジーの詳細はここから。
もくじ
『賢者の弟子を名乗る賢者』の評価ポイント

ストーリーの面白さ | ★★☆☆☆ |
キャラクターの絵の魅力 | ★★☆☆☆ |
戦闘シーン | ★★☆☆☆ |
イチャラブ度 | ☆☆☆☆☆ |
ハーレム度 | ☆☆☆☆☆ |
H度 | ★★☆☆☆ |
『賢者の弟子を名乗る賢者』のあらすじ

・咲森鏡は、アークアースオンラインというゲームの娼館術を得意とする一流プレイヤー。ゲームの中では、ダンブルフ・ガンダドアと名乗っていた。
・プレイ中に寝落ちして、気が付いていたら、30年後のアークアースオンラインの中に幼女の姿で転生していた。そこで、ダンブルフの孫のミラとして異世界を生きることにした。
・ダンブルフはアルカイト王国の九賢者の一人だったが、30年前にその九賢者が行方不明になった。ダンブルフはミラとして30年してアルカイト王国に出現して、ソロモン王のもとに身を寄せた。

・アルカイト王国は九賢者が行方不明になったため、国として崩壊の危機の状態であった。
・ソロモン王は九賢者の助けを求めたいが、アルカイト王国にいるのは20年前に再臨したルミナリアとミラだけだった。
・他の賢者も異世界に存在してはいるのだが、ソロモン王の前に姿を現さない。ミラはルミナリアと一緒に他の賢者を探し出しにでるのだった。
『賢者の弟子を名乗る賢者』の魅力のポイント
ストーリーの面白さ
個人的な意見ですが、男が女になって転生するという設定はあまり好きではありません。
見た目と、行動パターン・言葉遣いなどにすごく違和感を感じて、感情移入できないんです。
脇役のルミナリアも美人に描かれているのですが、中身は男ですからね・・・。
それだからでしょうか、ストーリが頭によく入ってこないんです。
もしかしたら、ストーリーが分かりにくいのかもしれません。
そこのところは、自分でもよくわかりません。
さらに、ミラが身を寄せたアルカイト王国ですが、危機的状態とソロモン王は言っていますが、どうも危機状態が伝わってこず、なんで他の九賢者を探すための緊迫感がありませんでした。
キャラクターの絵の魅力

「『賢者の弟子を名乗る賢者』第一巻 p26 原作:りゅうせんひろぐつ/漫画:すえみつぢっか (株)マイクロマガジン社」から引用
男性キャラクターもしっかりと描かれています。
絵は丁寧に描かれれていると思います。
最初は、キャラクターに今一つ魅力を感じなかったのですが、第4巻あたりから、表情も豊かになってきて感情移入しやすくなってきました。
この先に期待したいと思います。
戦闘シーン

「『賢者の弟子を名乗る賢者』第一巻 p96 原作:りゅうせんひろぐつ/漫画:すえみつぢっか (株)マイクロマガジン社」から引用
賢者が主人公ですから、心躍るような戦闘シーンはありません。
イチャラブ度 ハーレム度
心は男性、身体は幼女ですから・・・。
ハーレム度、イチャラブ度には期待できませんね。
H度

「『賢者の弟子を名乗る賢者』第一巻 p72 原作:りゅうせんひろぐつ/漫画:すえみつぢっか (株)マイクロマガジン社」から引用
薄めのサービスシーンがありますが、特に主人公のサービスシーンはいけません。
中身は男ですから。
ひとつ言っておくと、異世界ファンタジーには珍しい百合シーン的なシーンは望めます。
最後に
一応、剣と魔法の異世界のはずなんですが、「魔法工学?」みたいのも発展していて、装甲車やガトリング銃みたいのも出てくるんです。
『ありふれた職業で世界最強』でもそんなところがありましたが、『ありふれた職業で世界最強』では、主人公限定でした。
『賢者の弟子を名乗る賢者』では、量産されるのですから、どうも異世界ファンタジーとして違和感を感じてしまいます。
第4巻の後半あたりから、わかりやすい展開になってきます。
最初は『賢者の弟子を名乗る賢者』の設定が独特だったからわかりにくかったのかなぁ・・・。
小説は「小説家になろう」の『賢者の弟子を名乗る賢者』で読めます。

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