『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』は、
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の分野で最高のスキルを持った高校生が無双しまくりの異世界ファンタジー。
物語は、「貴族に虐げられる下層民を救う」という日本人が好きな「勧善懲悪的物語」から始まります。
下層民を救うという延長で、万人平等の民主主義を異世界に根付かせようとして、超人高校生は活躍しまくり。
新しい国造りのプロセスを面白いと感じるかどうかが、『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです』を面白いと感じるポイントになるでしょう。
超人高校生がどんな活躍をしていくか、どんな描かれ方をしていくかの詳細は、さらに当記事を先に進んでください。
もくじ
『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』の星評価
ストーリーの面白さ | ★★★☆☆ |
キャラクターの絵の魅力 | ★★★☆☆ |
戦闘シーン | ★★☆☆☆ |
イチャラブ度 | ★★★☆☆ |
ハーレム度 | ★★★☆☆ |
H度 | ★★★★☆ |
『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』のあらすじ
<7人の超人高校生>
一条葵♀:高校生にして世界最強の剣豪
神崎桂音♀:高校生にして世界最高の医者
プリンス暁♂:高校生にして世界最高のマジシャン
大星林檎♀:高校生にして世界最高の発明家
真田勝人♂:高校生にして世界最高の実業家
御子柴司♂:高校生にして総理大臣を務める
猿飛忍♀:忍者の末裔にして世界最高の高校生ジャーナリスト
・ある日、超人高校生七人を乗せた飛行機は、異世界に召喚されてしまった。
・彼らは、異世界のとある村に不時着し、現地の村人たちの手厚い看護を受ける。
・彼らは、その村の住民へのお礼として、村の経済の立て直し、医療補助等を行った。
・しかし、村の財政が潤ったことによって、領主に目を付けらる。そして、理不尽にも、村は焼き討ちにあい、村に住んでいたエルフの娘を拉致されてしまう。
・村人は怒って、エルフの娘を救おうとし、御子柴司たちに助けを求める。御子柴司はエルフの娘を助けるということは国に喧嘩を売るということで、さらに血が流れることになると、村人たちを諭そうとする。
・それでも、村人たちはエルフの娘を救うことを選択。そこで、御子柴司たちは、異世界に民主主義を広めるために戦いを始める。
『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』の魅力のポイント
ストーリーの面白さ
『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』は、無茶苦茶な設定と、筋の通った話がまじりあう異世界ファンタジー。
無茶苦茶な点1
飛行機に乗っているときに異世界召喚されるのですが、その飛行機が原子力エンジンです。
今の世の中でも、原子力エンジンの飛行機はありません。
危なくて、とてもじゃありませんが、そんなもの飛ばせません。
だから、「現代から異世界へ」という最初の設定が結構怪しい。
無茶苦茶な点2
「小型の工作機械を持っていた」ということによって、異世界で工業製品をバンバン作成してしまいます。
飛行機の原子力エンジンを使って、原子力発電所を異世界で建設。
そして、原子力燃料が不足すると、すぐ石炭火力発電所を建設してしまいます。
さらに、
アルミニウム製の農具を作成
ライフル銃の作成
自動車の作成
そして、なんと核ミサイルまで作ってしまいます。
筋が通った話
経済系の話が結構筋を通して語られています。
経済系の話の部分は読みごたえがあります。
異世界の市場で委託販売で儲ける
金の先物取引を行う
自国の通貨を紙幣にする
経済系の話は、読みごたえがあります。
ただ、内容がちょっと複雑なので、読みづらいという人もいるかもしれません。
キャラクターの絵の魅力
『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』の女の子のキャラクター、男性キャラクターともに、丁寧に描かれ、魅力がありると思います。
男性キャラクターがなかなかバラエティー。
異世界ファンタジーに限りませんが、マンガはわき役までしっかりかき込むと、厚み出ますね。
戦闘シーン
『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』の戦闘シーンは、個人的には不満足。
戦闘シーンは、頻繁に出てきますが、対人戦の絡みがあまり描写されていません。
ハーレム度
ハーレム度は薄いのですが、女性超人高校生と異世界の女性たちが集まったシーンが頻繁に出てくるので、ハーレム的描写は結構あります。
恋人関係になるようなカップリングはありませんので、ハーレムではないな・・・。
イチャラブ度
恋人関係になるようなカップリングはありません。
だから、イチャラブもありません。
林檎とリルルの御子柴司への片思いの描写がしばしば出てくるので、イチャラブ未満の描写はありす。
H度
『超人高校生たちは異世界でも余裕で生き抜くようです!』には、入浴シーンやマッサージシーンなど、サービスシーンは頻繁にあります。
個人的には、不必要にサービスシーンが多すぎるような気がするのですが。
この手のサービスシーンがお好きな方にはおススメです。
最後に
『超人高校生は異世界でも余裕で生き抜くようです』は、ちょっとポップな国造り物語風。
絵的には、ポップなのに、場面場面ではかなりシリアスな内容があります。
例えば、
新貨幣の創設
市場の原理
心の自由(民主主義)
表現の自由(民主主義)
等々
ポップな絵、お色気シーンとそんな経済・政治・哲学の話に違和感を感じる方もいるかも。