軽快なストーリで、とっても読みやすくて面白い異世界ファンタジーマンガが『二度目の人生を異世界で』です。
描写レベルが今一つ
ストーリーの展開がわかりづらい
というような異世界ファンタジーマンガにヘキヘキしている方には『二度目の人生を異世界で』を。
また、ヒロインたちが魅力的なのに、主人公の「レンヤ」が硬派で、イチャラブに発展しないというもどかしさも、このマンガの魅力です。
もくじ
『二度目の人生を異世界で』の評価ポイント
ストーリーの魅力 | ★★★★☆ |
キャラクターの絵の魅力 | ★★★★★ |
戦闘シーンのリアルさ、迫力 | ★★★★☆ |
イチャラブ度 | ★☆☆☆☆ |
ハーレム度 | ★★★☆☆ |
H度 | ★★★☆☆ |
『二度目の人生を異世界で』のあらすじ
※前がシオン、後ろがローナ
・94歳で大往生した、功刀蓮弥は異世界の神さまもどきに、人、獣人、エルフ、龍人、魔人が跋扈する世界に転生させられる。
・神様が言うには、各種族の神さまが陣取りゲームみたいなことをしているので、人口がどんどん減って困っている。
・蓮弥(異世界では「レンヤ」)には、その世界で暮らすことによって、蓮弥のリソースを世界に分けてほしいと・・・
意味わかりませんね。
わたしも、読み返してみたけど、なんで功刀蓮弥が異世界に転生した理由がよくわかりません。
とにかくどうでもいいから、神はレンヤに自由に好きに暮らせというわけです。
ということで、異世界に転生したレンヤは、異世界で好きにエルフの世界や、魔物の世界や、人間の世界で好きに暴れるという話です。
トータルとしては、あまりストーリー性はありませんが、一つ一つの話はテンポがよくとても面白いです。
『二度目の人生を異世界で』の魅力のポイント
※前がフラウ、後ろがレンヤ
では、『二度目の人生を異世界で』の魅力を詳細に見ていきます。
『二度目の人生を異世界で』のキャラクターが魅力的
※前がクロワール、後ろがレンヤ
登場するヒロインがとても魅力的です。
天真爛漫なシオン
腹黒な巨乳僧侶ローナ
優等生タイプのクロワール
小悪魔タイプのフラウ
ビッチなマッドサイエンティストのエミル
とそれぞれ特徴のあるキャラクターが、描写だけでなく、性格までしっかり描かれています。
性格の方は、原作のまいん氏の力でしょう。
そして、安房さとる氏の描くヒロインはとても魅力です。
個人的には、エルフの皇帝の娘のクロワールが好みです。
『二度目の人生を異世界で』の戦闘シーンのリアルさ、迫力
『二度目の人生を異世界で』は戦闘シーンもしっかり描かれています。
戦闘の躍動感
構図の正確さ
これがばっちり。
結構、多くの異世界ファンタジーマンガの戦闘シーンが残念なことが。
戦闘シーンの構図が狂っていたり、遠近が変だったりすると萎えるんですよね。
でも、『二度目の人生を異世界で』はそんなことはありません。
巻を追うにしたがって、安房さとる氏の戦闘シーンはさらに成長しています。
嫌味のないH度がなかなかいい
異世界ファンタジーマンガには、かなりお色気シーンを多くして、H度を上げているものもあります。
個人的な意見として、
「意味のないお色気シーンは物語をつまらなくする」
と思っています。
お色気シーンも必然であってほしい。
ストーリーとあっていてこそ、印象に残るお色気シーンになるんです。
『二度目の人生を異世界で』は、適度に入ったお色気シーンが展開されているのが嬉しいところ。
小説版『二度目の人生を異世界で』
※小説版『二度目の人生を異世界で』左シオン、真ん中レンヤ、右ローナ
小説版のストーリーと、マンガのストーリーはほぼ同じ。
ただ、進行上マンガ版では省かれた部分もあります。
挿絵とマンガを比べると、個人的にはマンガの方が好み。
マンガの方がキャラクターも立っていると思います。
『二度目の人生を異世界で』は『小説を読もう』でも掲載されていますが、2018/05/21で現在連載が止まっている状態。
再開を望みたいですが、期待薄ですね。
→『小説を読もう』の『二度目の人生を異世界で』はこちらから。
最後に
小説の挿絵よりもマンガのキャラクターの方が魅力があると思っています。
安房さとる氏の絵はかなり好きです。
巻を追うごとに魅力が増しています。
クオリティの高い異世界ファンタジー。
マンガ・小説どちらも、損のないお買い物でしょう。
アニメ化の話もあったのですが、著者のまいん氏のトラブルでご破算になったのは残念です。
アニメはスポンサー有りきですからね、もうアニメ化はないでしょう。
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